日時 | 2024年7月11日(木)15:00~17:00 |
テーマ | 「東京大学体験活動プログラムを通じた地域価値向上の取り組み」 |
講師 | 牧野知弘氏(DF会員、全国渡り鳥生活倶楽部株式会社 代表取締役) |
会場 | スタジオ751 + Zoom |
参加者 | 55名 スタジオ 22名 オンライン 33名 |
牧野知弘氏が主宰する全国渡り鳥生活倶楽部で企画・提案し、東京大学と連携、東京大学体験活動プログラムに参画する形で2023年8月下旬、1年生から院生まで13名の学生が参加して、高知県内にて1週間、高知の第一次産業の現状と課題を学び、県や高知市などに、高知の食をどのようにプロモートし、地域価値を向上させていくかについて企画提言を行なったことを報告されました。
この取組みには地元自治体、大学、関係者各方面から高い評価をいただき、今年度は兵庫県淡路島での実施を予定しています。実施するに当たり、淡路島に同行して学生と現地とのコーディネートの補佐役を務めるDF会員募集の呼びかけが牧野氏からありました。
その後の活発な質疑応答の中で、課題も浮かび上がりました。
学生にとって未知の世界を知り提案をするという実体験は得るものが大きい、また現地の方々にとっては、学生の新鮮な提案を聞いて刺激を受けたことは、一石を投じた効果はあったと思います。しかし、提案をブラシュアップして実行に移すことこそが、学生にとっても、現地にとっても真に役立つことではないかということです。提案を実行に移すには、資金力を含め大きなパワーが必要になります。DF会員の関係する企業を巻き込んで、提案を実装することを検討して欲しいと牧野氏から要請がありました。
16時30分にハイブリッドを終え、事務所に参加したメンバーで、ビールと乾きもので懇話会を開きました。牧野氏を囲んで話に花が咲き、17時にお開きとしました。
以上(保坂 洋)