「多世代交流ミュージアム」特集を組んだ科学技術館の季刊誌「JSF TODAY」本年夏号に「子供たちに理科を好きになってもらいたい 世代を超えて科学する心を伝えていく」と題した巻頭言を寄稿する機会がありました。子供達対象の理科実験を行っている多くのグループの中から、DF理科実験グループに巻頭言の要請があったのは嬉しいことでした。
グループ史によりますと理科実験グループと科学技術館の繋がりは、理科実験グループ発足前の2009年11月の科学技術館訪問に遡り、それ以来、実験内容や子供達への伝え方で経験豊富な科学技術館の方々から多くのことを学ばせてもらいました。私の「芳香剤」のテーマ開発に当たっても、科学技術館の早武氏から頂いた子供目線での実験、説明などについてのアドバイスは今に生きています。
私たちの理科実験もそれなりの評価を受け、2011年6月には早くも第一回目の実験教室(山之内会員TLの「飛行機を飛ばそう」)が行われ、それ以来毎年途切れることなく続いた実験教室は2024年6月(森山会員TLの「滑車」)まで実に80回に昇りました。(TL:テーマリーダー)
この数年組織、スタッフも変わり、数年後には建て替えの話も出ていますが、理科好きの子供達が集まる科学技術館での実験教室は参加者の反応も良く、私たちにとって重要な実験教室であることに変わりはありません。今後とも会員の皆さんの積極的なご参加をお願いします。
巻頭言を含むDF理科実験が紹介されているJSF TODAY2024年夏号
以 上(神永 剛:科学技術館担当イベントリーダー)