日時 | 10月1日(火)14:30~ |
テーマ | 「AIのお話」=恐れずに生成AIを使ってみよう |
講師 | 森川紀一会員(会員番号870) |
会場 | スタジオ751+Zoom |
参加者 | ライブ 24名 ライブ 24名 |
森川紀一会員は、現役時代を含め、日頃からICTに取り組んでおり、生成AIの活用にも取り組んでいる関係で、今年7月に鎌倉市生涯学習センターで「AIとは何かーその全貌についてのご紹介」と題して講義を実施、そのバージョンアップしたものを今回知楽会で講義することになりました。
- AI(Artificial Intelligence) の動きは、大きな流れで動いている。
コンピューターはイギリスのチューリングが考案、ノン・フォイマンが作動原理を考案
1950年代 AIの誕生
1956年 ダートマス会議 ジョン・マッカーシー「人工知能」
1960年代~1970年代 第一次ブーム
1980年代 第二次ブーム エキスパートシステム
1990年代~2000年代 機械学習とインターネットの普及
2010年~ ディープラーニングとAIの第三次ブーム
第二次までが、演繹法(規則性を人間が上から目線でコンピューターに教える)の時代
第三次からは帰納法(規則性を莫大なデータセットからコンピューターが発見する)の時代 - 機械学習とは
- 困ったときは自然に学ぼう
- 人口知能・機械学習・深層学習
- アーキテクチャーとモデル
- LLM(大言語モデル)トランスフォーマーの関係
- ディープラーニングとトランスフォーマー
- 生成AIが確率を使って文章を作成する仕組みを模式的に説明
- 生成AIを使ってみる(実演)
(1)森川講師のエッセイ約4,500文字(2020年10月16日 No. 327投稿)を、200字に要約
(2)辛口の評論家としての同エッセイへの講評作成
(3)同エッセイの、中国語(繁体字)、上海語、広東語、客家語への翻訳
(4)「桃太郎」の話を星新一が書いたら
(5)「桃太郎」を野坂昭如が書いたらという風に、「翻訳」「要約」「校正」は得意である
しかし、注意すべきは、「ハルシネーション」があり、万能ではない。
「ない」ことでも「あたかもある」ように書くこともある。(これは人間でもある)
一般常識と見識をしっかり持つことと検証を行うこと。 - 利用上の注意点
- 生成AIの課題
生成AIの実演には、参加者が高い関心を持ち、興味深く聞き入っていました。

以上(山崎哲也)