日時 | 10月28日(月)14:30~ |
テーマ | 「ヤマト王権はどこから来たか?」 (第21回知楽会2024年6月25日の続編) |
講師 | 植松基員会員(1439) |
場所 | スタジオ751+Zoom |
参加者 | ライブ10名、Zoom6名 |
講演では、前回の振り返りから始まり、辰砂が重要な交易品として、朝鮮半島から鉄器と交換でもたらされ、それがヤマト王権の富のもとになったのではないかという推察と同時に、辰砂(水銀化合物)の採掘及び精錬が行われたと思われる奈良県、三重県の神社、鉱山跡のフィールドワークから得た知見をもとに論を進められました。
※辰砂(しんしゃ、英語: cinnabar)は硫化水銀(II) (HgS) からなる鉱物。別名に賢者の石、赤色硫化水銀、丹砂、朱砂などがある。日本では古来「丹(に)」と呼ばれた。水銀の重要な鉱石鉱物。(ウィキペディアより)
※紀の川、吉野川沿岸に丹生都比売神社、丹生川上神社 上社、中社、下社がある。また、三重県にある丹生神社では、東大寺の大仏の金メッキを行ったとの伝承がある。
※東大寺の大仏の建造については、小説「国銅」に詳細な記述があると会員より紹介あり。
当然「邪馬台国」の所在の地についても意見を述べられ、会場とともにZoomを通じても活発な議論が行われました。
参加した会員から、「続編を是非」との希望が出されました。
以 上(山崎哲也 見目久美子)