1月14日の夕刻、企業ガバナンス部会第19クール研究会Aグループのメンバーが昨年取り組んだ研究成果を「知財ガバナンス研究会」1月例会の場で発表いたしました。
「知財ガバナンス部会」は日本中の知財関係者が結集した研究組織で、知財ガバナンス改革で日本企業の競争力を向上させ、持続的な成長を実現し、日本の再興に貢献することをミッションとしており、メンバーは内閣府や特許庁などの政府機関、大学、企業、弁護士・弁理士・会計士の事務所など知財に関わるあらゆる関係者により構成されています。
昨年7月に第19クール研究会Aグループは「知財・無形資産と日本企業の成長」についての研究成果を発表いたしましたがその内容を「知財ガバナンス部会」代表幹事の菊池修氏がご評価くださり1月例会での発表機会を設けてくださいました。
発表はリモート形式でAチームより約45分の説明をおこない、引き続いて意見交換の時間が設けられました。参加者は約130名位でありました。意見交換の時間は当初15分とされていましたが参加者からの意見や質問が相次ぎ最終的には約40分位を要しました。
意見交換の場面では冒頭で菊池修氏から、Aチームの発表内容は「知財ガバナンス研究会」の活動趣旨と相通じるところが多いのでこれからも一緒に考え進めて行きたいとのコメントをいただきました。引き続いて経営層の知財・無形資産ガバナンスマインド、知財・無形資産情報の社外発信、研究職のイノベーションマインドに関する意見交換がなされました。また、Aチームの議論では積み残した論点を問いかける鋭い質問もあり発表者一同で刺激を受けました。知財・無形資産が価値創造の源泉でありこれに大きな期待がかけられていることを実感できる有意義な機会となりました。






以 上(山形徳光)