3月6日(木)、アルゼンチン日本人学校とオンライン (Zoom) で理科実験教室を開催しました。アルゼンチンと日本の時差はちょうど12時間あるため、現地時間8:45~10:20、日本時間 20:45~22:20 で実施しました。
参加者は、アルゼンチン側が小学6年生2名、中学1年生2名、茂木校長、林教諭。DF側は講師6名が担当し、正規の授業として行いました。今回のテーマは、特別な器材を必要としない「素数」。事前にワークシートのファイルを送付し、ハンドマイクとカメラを準備してもらうことで、生徒や先生との双方向のやりとりをスムーズにし、円滑に授業を進めることができました。
授業内容は国内での授業とほぼ同じ構成とし、「素数とは何か」「素因数分解の仕組み」「二つの素数を組み合わせた暗号解読」に取り組みました。生徒たちは高い理解力を示し、社会での素数の応用についても関心を持ってくれた様子でした。
授業終了後、生徒4名と校長・教諭から感想を伺いました。もともと数学に苦手意識を持っていた生徒も、今回の授業を通じて興味を持つことができたようで、「次回は理科の実験もぜひお願いしたい」との要望が寄せられました。
この授業は、DF会員のアルゼンチン大使夫人からの紹介で実現したものです。

以 上(小林慎一郎)