観光立国研究会 ANA Blue Base ツアー実施

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観光立国研究会では、ANA Blue Base ツアーを下記の通り、実施しました。  

日時5月27日(火)10:00~13:30
場所東京都大田区羽田旭町10-8 ANA Blue Base
内容ANAグループ社員が訓練施設を案内。見学専用エリアから、グランドスタッフ、客室乗務員、貨物スタッフ、グランドハンドリングスタッフ、整備士、運航乗務員など主に6つの職種の訓練施設や訓練をする様子を紹介
参加者13名

観光立国研究会の伊豆芳人会員(1063)の紹介により、ANAの最新訓練施設「ANA Blue Base」を見学する機会を得ました。当日は、観光立国研究会のメンバーに加え、DF会員からの案内応募者のうち、先着順で選ばれた13名が参加しました。ANA Blue Base は羽田空港に隣接する、航空会社の社員が実際の現場さながらの環境で訓練を受けることができる最先端の施設です。パイロットや客室乗務員はもちろん、地上スタッフなど、あらゆる職種に対応したリアルな設備が整っており、航空業界の「安全」と「信頼」を支える中核的な場所といえます。今回は、参加者のひとりである関根千佳会員(1488)による、臨場感にあふれた感想文を以下にご紹介します。まるで現地にいるかのような鮮やかな描写を、ぜひご一読ください。


社会科見学が好きだ。お菓子やビールはもちろんだけど、乗り物や機械系もわくわくする。今回は ANAの Blue Base で、飛行機を支えるスタッフの訓練施設を見学した。私は数日前に機内誌で紹介記事を読んだばかりだったので、期待が高まっていた。

飛行機好きの聖地ANA Blue Baseに潜入!CAやパイロットの …

案内してくれたのは入社2か月目のパイロット訓練生であった。大学の航空学部を出て、これから約5年の訓練を経て、やっと副操縦士になれるのだという。長い。ここでは彼のようなパイロットを始め、グランドスタッフ、客室乗務員、貨物スタッフ、整備担当など、空港で働く多様な職種の社員が訓練を受けている。75分間のツアーは知らないことばかりで、大変勉強になった。

例えば客室乗務員の訓練の8割近くが保安業務や緊急時対応・救急救命で、サービス業務の訓練はかなり少ないという。どうりで機内に急病人が出たときの処置が見事なわけだ。緊急脱出用のスライドが開く最短時間は6秒で、そのまま救命ラフト(いかだ)になり、展示機種だと80名ほども乗れるそうだ。ド迫力だというプールでの訓練も見たかったなあ。グランドスタッフの多くが、手話通訳士やサービス介助士の資格をお持ちと聞き、有難かった。また整備士の訓練も興味深かった。1万個に上るパーツを理解し80章のマニュアルを覚えるという。すごい。バインダーが20冊近くあった気がするが、さすがに今はiPadになったらしい。工具も非常に多く、失くすと大変なので、今はBluetoothで探せるそうだ。

空港や飛行機が、多くの方々の目に見えない努力のもとに、定時運行されていることの有難さを思う。これからも、離陸時に飛行機に手を振ってくれている整備の方々に、私もしっかり手を振ろうと思う。(関根千佳)


以 上(山口隆)

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