日時 | 6月12日(木)15:00~ |
場所 | スタジオ751+Zoom |
参加 | 25名 |
今回は首都圏の会員が集まり、相互の情報共有を行いました。参加したのは、地域ごとに親睦を深めている4つの同好会(鎌倉会、柏の会、彩さい会、相模の国倶楽部)のメンバーで、それぞれの活動状況が紹介されました。


各同好会では、
- 寺社の清掃ボランティア(鎌倉会)
- 歴史文化施設の見学による地域理解(柏の会)
- 教育委員会を通じた理科実験の出前授業(彩さい会)
- 行政のSDGs活動への参加から始まった幅広い提案(相模の国倶楽部)
など、同好会組織の枠を超えたDFらしい社会貢献活動が継続的に行われていることが報告されました。
また、DFと連携する(一社)人生100年社会デザイン財団の活動に関わる会員や、DFの支援先であるフィンテックグローバル株式会社からも話題提供があり、地域課題への多様なアプローチが共有されました。
- 人生100年社会デザイン財団が支援する小さなコミュニティ活動への参加
- ムーミンパーク経営による行政の地域観光への寄与(フィンテックグローバル社)
さらに関連報告として、
- 地域デザイン本部の活動進捗
- 観光立国研究会による神楽坂街おこしの取り組み
などが紹介され、今後の活動に資する有意義な情報交換の場となりました。

終了後、Zoom参加の近藤勝重会員からコメント:
- 地域課題へのアプローチとしての多様な視点
DF相模の国倶楽部が提案した「観光資源」「歴史的資源」「再開発物件」など、地域課題を多角的に取り上げる観点は非常に参考になった。 - 地元企業との連携可能性
DF相模の国倶楽部には厚木が含まれており、MICなどのコンサルを通じた地元企業とのつながりが期待できる。 - DFの役割と会員への期待
人生100年社会デザイン財団のような小さな社会活動も意義があるが、先方はDFのメンバーにはもう少し大きな視点から地域に貢献してほしいと考えているのではないか。 - 地域活動の広がりには多様な参加が不可欠
DF会員だけでなく、その地域に住む他の人々の参画が重要であり、地域活動の幅を広げる鍵になる。 - 支部間交流の促進が有効
中小企業家同友会では全国の支部同士の交流イベントを行っており、これは非常に効果的な取り組みだと感じた。 - 関西地域での活動拠点についての考察
NPO法人経営支援クラブは関西に拠点を構えたことが同地域での活動の基盤となったが、DF関西は今そのようなタイミングではない。財政的な余裕がなく、現実的ではないと感じた。今日の報告をDF関西のメンバーにも見てもらうことで、新たな気づきが得られるはず。 - 俯瞰的な視点の重要性
DF彩さい会のプレゼンが俯瞰的で良かった。常に全体を俯瞰して見守る役割の人が必要だと改めて認識した。
以 上(小林慎一郎)