「人工光合成の社会実装」に関して
浅尾慶一郎環境大臣と懇談
三竿郁夫会員(1159)

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人工光合成(Artificial Photosynthesis)とは、植物が太陽光を使って水と二酸化炭素から酸素と有機物を作り出す「自然の光合成」を人工的に模倣・再現する技術です。
主な目的はカーボンニュートラルな合成燃料の生成、CO2の資源化、再生エネルギーの蓄積などです。
日本でも光触媒を用いて、水を酸素と水素に分解して、一酸化炭素やメタノール、エチレンなどを合成し、燃料や化学品への応用を目指してしています。
NPOブルーアース法人代表の三竿郁夫会員(1159)が人工光合成の社会実装について、現状の行政の取り組みを浅尾環境大臣に伺いました。以下三竿さんの懇談報告です。


6月14日、三竿さんの取計いで、浅尾環境大臣を迎えて検討会と懇親会を実施しました。DF鎌倉会から2名、NPOブルーアースから5名が参加して、大臣の思いと環境省の動き、人工光合成の社会実装への課題をお聞きし、議論させていただくことができました。

環境省では、人工光合成をCO2削減の本丸の一つと捉え、人工光合成の社会実装に向けた検討会を立ち上げ、国家プロジェクトにすることを目指しています。大臣としては、課題も多いが、この検討会でロードマップを作り、連携団体とともに、その応援ができる活動に取り組みたいと思っています。現状では、関連する企業群は、 トヨタ、三井化学、三菱ケミカル、ユーグレナ、東レ、富士フイルム、東芝等々、、です。
「人工光合成の早期社会実装に向けた取組加速化に関する検討会(第1回)」の開催について
| 報道発表資料 | 環境省

DFやブルーアースのような団体には、「人工光合成」プロジェクトの情報をひろめるとともに色々な形で応援・参加して欲しいとのコメントがありました。

三竿さんは下記の記事と写真をDFとブルーアースのFacebookにアップしており、DFでもいずれかのタイミングに人工光合成のセミナーや見学会を設定を考えています。(三竿郁夫)


以 上(小林慎一郎)

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