日程 | 6月16日(月)15:00~17:00 |
場所 | 702会議室 |
参加 | 松本雅登、千田康夫、山下信一、川﨑有治、段谷芳彦、小林慎一郎、岡田知之、吉田格 (Zoom参加) 朝倉昌也、盤若浩孝、藤村峯一 |
議事
オブザーブ参加の吉田格会員(1382)紹介
5月から富山銀行(本店:高岡)の顧問ということで、北陸プロジェクトの活動が目に留まり、地域貢献あるいはビジネスとして、地域企業を育て、富山の活性化のために何か仲立ちが出来ないか、今後、具体的なニーズを把握しながら考えていきたい、ということで今回オブザーバー参加となった。
● 是非北陸プロジェクトに正式に参加をお願いしたい。(川﨑)
北陸プロジェクトの今後の活動について 自由討議
● 北陸プロジェクトもスタートして1年が過ぎ、今一度、中長期的にできることは何か考え直す時期に来ているのではないかとのことで、千田さんから10項目の提案があった。今日、皆様のご意見も頂きながら議論を進めていきたい。
※10項目の提案(会員限定)
◆ 北陸プロジェクトの再構築と方向性
- DFの北陸プロジェクトが何ができるかを考えてみた。(千田)
- もう一度産まれ育ったところを勉強してみる。例えば、北陸のお酒を飲み比べて、‘推しのお酒’の酒蔵を絞って海外市場への展開を支援する。
*DFが寄付支援をした酒造組合にコンタクトすることも考えられる(岡田) - 地元の小学生たちと文通でペンフレンドになり、状況を交歓する。
- 日本再発見紀行の「北陸旅編」をデジタル版で発行する。
- 平尾先生の「鎌倉-金沢応援団」と何か一緒に出来ないか考える。
- もう一度産まれ育ったところを勉強してみる。例えば、北陸のお酒を飲み比べて、‘推しのお酒’の酒蔵を絞って海外市場への展開を支援する。
- 特に、3. を早期に具体化するのはどうだろうか。(千田)
- 急ぎませんし、中長期的にといった観点から、動いてみて頂ければありがたいのですが如何ですか。(川﨑)
◆ 教育支援・人材育成の視点
- 地域デザイン本部の立ち位置として、①教育支援、②企業支援 の中間に位置すると考えているが、目下のところは教育支援に偏っているので、来期(9月~)は企業支援にも注力していきたい。本部としては収益にも注目していきたいので、北陸プロジェクトも企業支援について少し考えてもらえればありがたい。(段谷)
- 「スキル伝承ワークショップの開催」として、以前に国のプロジェクトとして、日本の大企業と地域の匠・技術をマッチングさせて、新しい商品開発に繋げるといったプロジェクトがあった。DFとしても人材の供給などを通じて、このようなことができれば地方支援として極めて有意義と考える。(朝倉)
- 外国人実習生への日本語教育なども、DFのできることをパッケージで分かりやすく説明できる資料を作成する。(岡田)
- DFとしてどこまでできるのかを掘り下げて具体化しないとなかなか前に進まない。“本当は何が問題なのか”、例えば、日本語を教えるにしても、病状を伝えるための日本語を取り出して教えるなど、一般論の一歩先をどう見据えるかが求められる。
◆ 地元企業・自治体との連携
- 商工会議所だけでなく、県や市の産業振興財団がDFの活動に興味を示すことも多いので、接触することも考えられる。
- 金沢市の東京事務所などに企業誘致の担当者もいるので、先ずは県や市の東京の事務所にコンタクトするのも有効。(千田)
- 富山銀行の頭取は幼なじみ、一度会いに行きたい。事業承継の話などがあるかもしれない。(山下)
◆ DFの強みと事業のストーリー化
- 現在、DFのビジネスモデルの資料作成に入っている。利益優先でなく、また、単なるビジネスのつなぎ役でなく能登の復興支援といった形でのストーリー作りも一緒にやっていくことで意義も生まれてくると考えている。(段谷)
- 専門家、顧問、高度人材などの人材の提供、M&A、後継者難に悩む地方中小企業への支援、大企業あるいは海外へのビジネス展開の橋渡し ができるのがDFの強み。(段谷)
- 能登と東京をつなぎ、あるいは能登から東京へ出てビジネスをやりたいと思っている小さな会社がたくさんあるので、こういう人、会社をサポートしたいと考えている。(松本)
◆ Well-beingと地域医療支援の可能性
- これから ‘Well-being’ ということが盛んに言われてくる。これを Key word として何かできないか考えている。(藤村)
- 確かに能登を見ても、複合被害(地震と豪雨)により、二次感染、誤嚥性肺炎で亡くなる方が多い。フレイル予防の観点から、例えば、能登の被害者の方を対象に講演をするなどの機会を持つ事などは考えられるだろうか。(千田)
- 福井県の南の方で部分的にはお手伝いは出来るとは思います。(朝倉)
次回への宿題
- 皆さんが動いて頂くに際しては、日当は出ないが、活動に理解が得られれば、交通費は出る。(川﨑)
- 皆さんの意見を並べて使えるものをピックアップしたらどうか。(小林)
- それでは、次回はそれぞれ「自分であれば具体的にこう動く」という具体案を箇条書きにして作成頂き、議論し、束ねて、各人のフレッシュアイデアに留まることなく、その中から北陸プロジェクトとしての今後の行動計画を決めていきたいと考える。
- その際には、「具体案」と「何故その案を提案するのか」の理由も書ための記入フォーマットを盤若さんが作成し、7月上旬までにに各位に送付、次回打ち合わせの7月18日(金)の二日前までに川﨑宛(写し全員)に送付。
以 上(川﨑有治)