日時 | 2025年6月6日(金)15:00~17:00 |
場所 | スタジオ751 |
演題 | 我が国の少子化問題を考える |
パネリスト | 飯田孝司会員(481)、根塚眞太郎会員(1251)、 永合由美子会員(1335)、横山恵美会員(1461) |
参加者 | リアル参加11名、Zoom 13名 |
第36回知楽会(リアル参加11名、Zoom 13名)は、「我が国の少子化問題を考える」をテーマに、知楽会では初めてのパネルディスカッション形式で開催しました。


まずは、飯田会員が、日本の少子化の現状、原因分析、他国の状況や対策・効果について講演し、続いて各パネリストより自身の経験に基づいたコメントがありました。根塚会員は、ChatGPTを活用して少子化問題の原因分析から、特に優先順位が高い「若者の安定雇用促進のための企業戦略」について企業の立場から論じました。永合会員は、少子化要因を 「結婚しない」「子どもをもたない」「子どもを1人しかもたない」に分けて現在の若者の置かれている環境、私たちが出来ることについて論じました。横山会員は、若者が産まない選択をする理由を「経済的理由」「価値観」「その他育児環境など」について、自身の海外での子育て経験も交えながら論じました。
その後、会場全体での意見交換となりました。少子化の要因はひとつではなく多角的な議論となりましたが、以下についての共通認識が出来ました。
- 少子化は国の重要課題であること
- しかし多くの国民は、危機感を持ってこの問題をとらえていないこと
- 若者個人がSNSなどに惑わされず、自分の人生・幸福を選んで欲しい
- 私たちが出来ることは、教育の機会などを通じて少子化の問題周知をはかること、若者を応援すること、自分たち自身が「ああいう大人になりたい」そう思わせる生き様をすること
パネルディスカッション後の懇親会でも、議論はつきませんでした。
以 上(見目久美子)