人生100年学校卒業式参加記

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人生100年社会財団主催、スタジオL企画運営の「人生100年学校 人生後半のデザインを考えませんか?」が、2025年9月30日、第5講最終の卒業回を迎えました。

DFから段谷さん、得丸さん、宮崎さん、私の4名が参加し、シンクウカン(広尾、ISS社内)で行われた最終回は、各自の成果発表です。テーマは地元の地域に根差した活動の創出です。

段谷さんは「小田急沿線の会」の発足を報告。

得丸さんは「趣味のバラ栽培を活かして自宅を地域コミュニケーションの場」とする提案。

宮崎さんは「人生の終末を満足するには、次世代の安定・平和であるために自分で出来ることをする、財政危機議論への共有財務諸表(BS)の提供」。 保坂は「地元の砂場作り 地元の人たちとの交流の場をつくり、お互いにやりたいことを見出し、お互いに背中を押す集い」を発表しました。

司会はスタジオLの出野さん、発表者は7名、一人3分の持ち時間でしたがオーバーが続出、感動した話には手元に用意された紙飛行機を飛ばすというルールがあり、演台前は紙飛行機で埋め尽くされました。

最後に牧野篤先生から講評がありました。

「皆さん経験したことをベースに、無理せずやり始めた印象を受けました。そして次へ行こうという姿勢が伺えました。具体的で独自の案で進めようとしていることはとても良いことです。本来はこのように個別で具体的に進めていくものです。厚労省などは、例えばシニアに薦めるプログラムと称し、標準化してパッケージとして発表します。皆が同じ方向を向いて、同じように動き、同じ価値観を持つ人間を作るためのものです。しかし、これは従来の量と数を増やすための工業化の社会、言い換えると規模による経済発展を目指した時代の名残です。これからは多様性を認める社会になります。個性を持った子供が活躍する社会になります。それを感じさせる皆さまの発表でした。」

終わった後は、同じ場所で、デリバリーのおつまみセットとワインによる懇親会です。話の輪ができ、いつまでも果てることのない会話の花が咲きました。

以 上(保坂 洋)

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