| 日 時 | 2025年10月27日(月) 12:00~16:15 |
| 場 所 | 新宿末廣亭 |
| 参加者 | 河島彦明(81)、米永栄一郎(90)、森川紀一(870)、平澤光郎(934)、小林慎一郎(1017)、 細谷洋夫(1045)、新宮清志(1171)、塚崎京子(1510)、武田智津子(1520) |
| 懇親会 | 16:30~18:00 |
| 会 場 | 『満月蘆』末廣亭より徒歩15秒 |



第2回 寄席演芸鑑賞会 報告(新宿末廣亭)
落語同好会は、家族と楽しむ「DFハーモニープロジェクト」と共催で、寄席演芸鑑賞会を開催しました。8月21日の第1回(上野鈴本演芸場)に続き、第2回寄席演芸鑑賞会を『新宿末廣亭』にて開催いたしました。昼の部主任は、柳亭市馬(りゅうていいちば)師。落語を始めに漫才、歌謡漫談、奇術や太神楽を堪能しました。
当日は開演前から多くの方が列を作り、月曜日にも関わらず大変な盛況ぶりでした。我々が、末廣亭を後にする時は、満席でした。 場内は117の椅子席と両脇の畳堰。各自高座を間近に感じられる空間で、それぞれ自由席に着座し、12:00の開演を待ちました。前座さんは、開演前での出演でした。
当日の演目(昼の部)は以下の通りです。
- 前座 『寿限無』
- 柳亭 市松
- 柳家 わさび(新作落語)
- あこ(色物:アコーデオン漫談)
- 古今亭 志ん五
- 柳家 小せん 『やかん』(講談のような語り口が印象的でした)
- 天草 ヤスミ(漫談)
- 入船亭 扇好
- 柳家 小袁治 『長短』
- 松旭斉 美登・美智(奇術:見事な芸を堪能しました)
- 橘家 文蔵
- 柳家 権太楼(中トリ) 『無精床』(登場人物の個性が際立つ明快な演じ方で、会場を大いに沸かせました)
(中入り)
- 松柳亭 鶴枝 『真田小僧』
- ロケット弾(漫才:前回(鈴本演芸場)とは異なるネタで楽しませてくれました)
- 柳亭 左龍 『時蕎麦』(枕での江戸時代の時刻の説明があれば、下げが良く分かったと思いました)
- 林家 彦いち(新作落語:「落語界の武闘派」と評される通りの力強い喋りで爆笑を誘いました)
- 鏡味 仙志郎・仙成(太神楽:間近で見る迫力に圧倒されました)
- 柳亭 市馬(トリ) 『猫の災難』(徐々に酩酊していく見事な演じ分けに魅了されました)
古典落語から新作、漫才、歌謡漫談、奇術、太神楽まで、多彩な演目と出演者の皆様の見事な芸を存分に堪能した鑑賞会となりました。
高校時代落語研究会所属の森川として、知らない噺が多すぎたのでこれから勉強しなければと反省しました。(言い訳 新作落語は知らなくても致し方ありません。)
次回以降、浅草演芸ホール、池袋演芸場の4カ所の定席に加え、『五代目円楽一門会』や、『落語立川流』を聴く会の企画もしたいと思っています。
寄席演芸鑑賞の後、近隣の『中華料理屋』で懇親会を開きよく食べよく飲みよく話し、楽しい時間を共有いたしました。

| 団体名 | 特徴 | 定席(都内4館)への出演 |
| 一般社団法人 落語協会 | 所属人数が最も多い最大の団体。伝統や型を重んじる本格派・古典派の師匠が多い一方、若手の人気者も多数在籍。 | ⭕️ 出演します (4館すべてに出演) |
| 公益社団法人 落語芸術協会 | 落語協会に次ぐ規模の団体。テレビの演芸番組(「笑点」など)でお馴染みの人気者も多く、バラエティ豊かな芸風が特徴。 | ⭕️ 出演します (鈴本演芸場を除く3館に出演) |
| 五代目円楽一門会 | 五代目三遊亭円楽師匠が設立した団体(旧 円楽党)。独自の落語会(「両国寄席」など)やホール落語を中心に活動。 | ❌ 出演しません |
| 落語立川流 | 立川談志師匠が設立した団体。真打昇進の基準が厳しいことでも知られる。独自の落語会やホール落語を中心に活動。 | ❌ 出演しません |