技術部会は、東京貨物ターミナル駅の見学会を2026年5月25日(月)に実施しました。
技術部会員以外の方も含めて総勢26名での見学会となりました。
今回も晴天に恵まれた中、個人では見ることができない施設で良い見学会になりました。
| 見学先 | 日本貨物鉄道株式会社(JR貨物) 東京貨物ターミナル駅 (東京都品川区八潮3-3-22) |
| 日 程 | 5月25日(月)13時30分に品川駅近くに集合 貸し切りバスで東京貨物ターミナル駅へ移動。 14時から2時間45分ほど、東京貨物ターミナル駅構内を見学 |
| 参加者 | 参加人数26名 (技術部会員16名 技術部会員以外10名) |

見学会内容
① 説明
東京支店長、駅長よりJR貨物と東京貨物ターミナル駅の事業内容、規模、社内位置づけなどのレクチャーを受けました
- 東京貨物ターミナル駅は南北に3.6kmの長さがあり東京ドーム16個分の面積。新幹線の大井車両基地に隣接
- 1987年の国鉄民営化の際に旅客は6社に分割。一方JR貨物は物流ネットワーク維持の観点から1社のみで全国を管轄。旅客会社の設備を借りて運行している形

- 「コンテナ輸送」と「車扱輸送(石油など)」の2輸送形態だが、現在はコンテナ輸送が7割
- トラックのドライバー不足、労働時間制限やカーボンニュートラル化など「社会貢献」という視点ではトラック輸送と比べ貨物車両輸送の有利な点もあるがコスト競争力という大きな課題あり
- トラック対比のコスト競争環境整備への国の支援策が欧米並みに必要である
- 運送事業者との協力やコンテナの工夫、RFID・GPSなどハンドリング管理の効率化を推進してきた
- 一方、国交省の中ではJR貨物に対してモーダルシフトのメインプレーヤーとしての期待はあるが期待通りには発展しておらず改革が必要と言われている
- トラック輸送と補完しあう「モーダルコンビネーション」の取り組みを進めている。今後「意欲ある事業者」との連携を強化していくことで貨物輸送を進化させていく
② 構内見学
駅屋上より駅全貌を見学しました。

バスにてコンテナホームを徐行しながら構内を見学しました。(車窓から撮影)



③ 中央研修センター
所長よりシミュレーターや機関車の検査・修繕研修部門の現場を案内いただきました。シミュレーターにより貨物列車の模擬運転を実際に体験できました



その他
- JR貨物が掲げる「2030年の経営自立」に向けた取り組みについて説明を受けました。民営化から40年、鉄道貨物輸送は、環境負荷の低減や物流の効率化の観点からも社会的な重要性がますます高まる中、4年後の30年に期待したいと思います。
- 「国の支援」「意欲ある事業者の協力」などに加え、さらに進取果敢の改善計画に期待します。
- シミュレーターなどは鉄道好きには非常に魅力的で「孫と一緒に見学できるのか」という質問をいくつかいただきました。
問い合わせたところ、残念ながら個人での見学は受け付けていないそうです。
お子さんが見学する場合、学校やクラス単位で依頼することが必要だそうです。
以 上(市川良彦)