「実家の仕舞い方・活かし方」アンケート結果報告
(地域デザイン総合研究所)

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地域デザイン総合研究所では、2025年11月下旬から12月下旬にかけて、「実家の仕舞い方・活かし方」に関する経験や課題、ニーズを把握するため、会員アンケートを実施いたしました。
今後、調査結果を多角的に分析し、実家の有効活用に関する提言や会員への情報提供、さらには地域社会との新たな連携のあり方を探るための活動に活かしてまいります。

DF会員が抱える「実家」の整理・活用に関する実態や課題、関心事項を把握し、今後のプロジェクト活動や情報提供、支援のあり方を検討するため。

 DF会員を対象に、メール配信によるアンケート形式で実施。

・アンケート実施期間:2025年11月20日~12月20日
・アンケート依頼対象会員数:580名
・回答数:134件
・回答率:23%

今回のアンケートでは、「すでに実家仕舞いを経験した方」「現在進行形で悩んでいる方」「将来への不安を抱えている方」など、さまざまな立場から率直な声が寄せられました。全体を通じて見えてきたのは、「実家仕舞い」は単なる不動産処分ではなく、家族・地域・人生観に深く関わるテーマであるという点です。

     内容はこちらをご覧ください。

・もっと早く動けばよかった」という声が非常に多い
・売却だけでは割り切れない“感情面”の負担が大きい
・法律・税務・相続・近隣対応など、専門知識が必要な場面が多い
・遠方居住や高齢化により、維持管理そのものが困難になっている
・「子どもには負担を残したくない」という意識が強い
・一方で、「地域のために活かしたい」という前向きな思いも少なくない など・・・
また、空き家問題を“個人の問題”としてだけではなく、「地方創生」「地域コミュニティ」「社会課題」として捉える意見も複数見られ、DF会員ならではの視点がうかがえました。

1.遺品整理・残置物処分の負担
 最も多く挙げられたのが、遺品や残置物の整理・廃棄でした。
「時間も体力も必要」「遠方のため短期決戦になった」「写真やアルバムは業者が扱わない」など、精神的・物理的負担の大きさが目立ちました。
2.維持管理の負担
 庭木の手入れ、建物管理、墓管理など、“処分するまでの維持”が大きな負担となっています。特に地方では、近隣との関係維持や、防犯・防災面への配慮も必要との声がありました。
3.感情面・家族間調整
「先祖代々の土地」「親との思い出」など、感情面の整理の難しさも大きな特徴です。
 加えて、兄弟姉妹間で意向が異なるケースもあり、合意形成の難しさがうかがえました。
4.専門知識不足への不安
 登記、税務、相続、農地問題など、「何から手を付けてよいかわからない」という声が多く見られました。そのため、司法書士・税理士・不動産業者など、信頼できる専門家との連携の重要性が、複数の方から指摘されています。

 今回のアンケートでは、経験者ならではの重みのある言葉が多く寄せられました。
 ・「愛着は捨てることも時には大切」
 ・「早め早めの行動、準備が大切」
 ・「時間と労力が必要であり、覚悟を決めて取り組むこと」
・「子どもに負担を残したくない」
 ・「地域社会に役立つ利活用の形にしたい」
 ・「こういう事を気軽に相談できるところが身近にあると良い
 また、「古民家カフェ」「地域の人が集う場」「民宿」など、“地域資源として活かしたい”という発想も見られ、単なる処分ではなく「地域とのつながりを残したい」という意識も感じられました。

ご質問・ご意見などございましたら、下記担当者までご連絡ください。
【実家の仕舞い方/活かし方調査プロジェクト】
担当:塔下和彦、小西明子、岡田知之、宮武里美
<ご質問・お問い合わせ> dfchiiki-tsushin@directforce.org


以 上(宮武里美)

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