2026年7月23日(木)10:00~12:00、Zoomオンラインで16名の参加者を得て、第49回OVER80安全保障問題分科会を開催致しました。
始前にニューヨークから参加の秋山武夫さん(1417番)から「当地では、カナダの山火事の煙の影響で昼間でも夜のように暗くなっている。多少匂うがむせたりはせず、煙の中にいるという感じではなく、ただ暗い。とても不気味な感じである。日が差さないので気温は25度と高くはないが。」とあまり報道されないNYの気象状況の話がありました。日本では一昨日から各地で最高気温が40度を超える酷暑日が続出する大変な暑さで、気候の話に花が咲きました。
和田主宰の開会の挨拶から始まり,本日は二人の講師によるダブル講話です。
1.講話「歴史教科書裁判から判る戦後レジーム:篠原寿一さん(53番,講話30分 + Q&A15分)

安倍内閣は「戦後レジームからの脱却」を掲げ、防衛庁の省昇格、教育基本法の改正、集団的自衛権の一部行使容認などいろいろの制度や法律の改正、解釈に手を加えることが出来ました。
しかし、それによって国民の意識に変化があったかといえば、必ずしもそうだともいえないように思います。
この4年半歴史教科書裁判を戦って、敗訴して、今度控訴しましたが、教育界、法曹界の戦後レジームは相変わらず強固な壁に守られていることを実感しています。
この裁判で何を争ったのか、その裁判を通じて何が判ったか、何が壁なのか、この壁は崩せるか、などについてお話しいたします。(篠原)
2.講話「中国のエネルギー政策と石油・天然ガス」
中西聡さん(900番、元日本経済エネルギー研究所、現DF環境部会会長)(講話45分 + Q&A15分)

「中国石油企業の中東進出(上流事業)」がメインですが、中国の再エネとEVについて触れます。
内容は多岐に亘りますが、45分の持ち時間でポイントを抑えて話をします。(中西)
篠原さんは、実際に裁判を戦っている実体験のお話で、誤った日本の歴史を正して国の信用を回復し、子どもたちに祖国に対する自信を持たせて明日の日本を創る力を増す努力をされている講話でした。
中西さんは、専門のエネルギーの知識を活かした、あまり報道されない中国の石油と再エネの現状についての講話でした。
両者ともに、当会として新鮮な切り口の内容で、議論の花が咲きました。
以 上(保坂洋)