日時 | 2024年5月9日(木)15:00~18:00 |
演題 | 「不確実な時代をいかに生きるか……人進化の道筋から考える」 |
講師 | 佐藤 信紘 氏 順天堂大学名誉教授 |
場所 | 航空会館 + Zoom |
参加者 | 会場49名にZoom Webinarを含め100名超 |
順天堂大学佐藤名誉教授よると、ジェロントロジーとは、生命の誕生から成長・成熟・老化・死という人生の後半期を研究し、老いても心豊かに幸福に暮らすにはどうしたら良いかを探求する学問とのことです。
今回の講演交流会では、人生の後半期を迎えている私たちDF会員が幸福に暮らす糧として、人体(生命体)に対峙する「心」の問題を意識して、次のような興味深いお話頂きました。
- 生きにくい世の中です。将来に大きな不安があります
- 超高齢社会における寿命と健康問題
- 食べる意義:いかに食べるか?
- 動く意義:なぜ動かねばならないのか?
- 生命の誕生と進化のメカニズム:エントロピーの減少と秩序化
- 光・水・大気・大地からエネルギーが作られ、食物を獲得する
- 秩序ある生命体をたべて、秩序の壊れた老廃物を捨てて、自らを秩序化する
- 味方を判別し、敵を排除するー生物の本性は取り込むか、排除・殺戮である
- お酒、たばこと生命論
- 日本人のルーツ:縄文時代の>1万年をいかに生きたのか?
- 縄文人における人進化の表徴:共鳴・協調・協力、言葉、家族、共同体・愛・教育
講演終了後には「DFの推進源・活躍する部門紹介」として、健康医療研究会のから活動紹介として、健康医療セミナーやワイガヤ健康サロンへの会員参加依頼とメンバー募集のショートスピーチが行われました。
以 上(得丸 英司、小林 慎一郎)