第24回DF関西勉強会
2024活動実績と2025年活動計画の報告

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12月17日(火)大阪中央電気倶楽部303号室で勉強会および来年の活動計画の報告会を行いました。久しぶりの大阪開催でしたが、8名参加と少し残念な人数でした。しかし、勉強会、活動報告、計画とも活発な意見交換ができました。

(1)テーマ  「脱炭素社会に向けての取り組み(住友林業)」
(2)講師   金井会員
(3)主な内容
パリ協定を契機に世界中が脱炭素に向けて動き出しました。日本は2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すことになりました。この目標達成を達成するために各分野で排出ゼロを目指しますが、化石燃料からの排出がどうしても残り、この分を森林の炭素吸収力の増加に頼る案になっております。
森林については、世界的には森林の減少をいかに食い止め、増加させるか、日本では、人工林の半数の樹齢が50年を超えており、炭素吸収力の減少が懸念されております。出身会社の住友林業ではこれらの課題を解決するため、海外での森林の拡大、また、人工林の若返りのために木造建築、特に高層建築での拡大を図り、カーボンニュートラルに向けた活動を強化しています。建設セクターの炭素排出量は世界全体で37%と高い比率であり、この分野での挑戦は非常に重要になります。詳細は添付の資料を参考にしてください。

(1)2024年実績

勉強会、ゴルフ、NPOクラブとの交流等ほぼ予定通り実現できた。
神戸新長田の生活創造センターを各種打ち合わせ、理科実験等で非常に便利で
有効に活用することができた。

(2)2025年計画

講演を依頼できる講師陣の充実と勉強会の回数(特に会場+ZOOM)を増やしたい。講演の会場は、大阪市総合生涯学習センターの利用を推進し、大幅な室料等の経費削減を図る必要がある。
ゴルフ、NPOクラブとの交流は引き続き継続する。
理科実験は、望遠鏡での観望会を中心に拡大を検討する。

以上(岡本正敏)

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