大田区では、今年度から区内すべての小学校の5・6年生を対象に、独自の教科「おおたの未来づくり」が始まりました。
この教科は、地域の「自然・歴史・文化」や「世界に誇る技術力」など、多様な特色を学習に活かし、地域の人々と連携しながら社会を見直し、より良くする仕組みを創出する独自の探究学習です。学習テーマは、地域創生、ものづくりフォーラム、独自研究、生活実習など多岐にわたり、各学校の工夫で取り組みが進められています。
中萩中小学校ではモデル校として、前年度(2024年度)から本プログラムを先行実施しました。テーマは、大田区の特色である羽田空港にちなんで「飛行機」。学校からの依頼を受け、航空工学の専門家・山之内さん(791)を中心に、DFテーマ「飛行機はなぜ飛ぶの?」を発展させて、5年生を対象とした授業で、飛行機の作り方や飛ばし方ばかりでなく、職業としての安全性の話なども加えて指導しました。
その後、児童たちは15時間の独自学習を経て、近隣の未就学児に飛行機づくりを教える機会を持ちました。自ら学んだ仕組みや作り方を伝えながら交流することで、地域とのつながりを体感する新しい学びに挑戦しました。
実施後、校長先生や担任の先生からは、「5年生全員が工夫しながら教え方・伝え方を学び、地域での活動を通じて自覚が芽生え、その成長に驚かされた」との報告をいただきました。
今年度から本格的に始まった「ものづくり」や「地域創生」に関する独自学習に対し、中萩中小学校からは昨年度に続き、5年生を対象とした「飛行機」授業の依頼を受けています。現在も、児童たちに飛行機の作り方や飛ばし方を指導している最中です。
DFが担当する今年の2回目の授業は、9月24日(水)に実施したところです。
ちょっとしたエピソード
ある小学生が「僕は4.2195メートル飛ばす飛行機を作るのだ」と言いました。
何の話かと思いましたところ、実はマラソンの1万分の1と言うことでした。
授業内容(90分)
- 風の流れで起こる力を体験
- 飛行機の組み立て
- 飛ばす実験
- 飛行機の歴史となぜ飛ぶかを学習
- 飛ばす工夫と実験
- コンテスト
- 「安全飛行の話」
- 航空機メーカー<設計、製作、テスト、メンテナンス>
- エアライン<パイロット、キャビンアテンダント>
- 航空管制<陸上、空>
- 英語の重要性
以 上(赤堀智行)