第42回知楽会は、秋山武夫会員(ニューヨーク州弁護士)の一時帰国にともない「トランプ大統領の包括関税をめぐる憲法訴訟と今後の展開(第二回)~火薬庫を抱えたトランプ政権~」と題してご講演頂きました。
※ 資料の引用等は、秋山会員の了解を得てください
トランプ大統領が、大統領令により関税を課しておりますが、その内容及び、権限の背景とそれに対する訴訟、今後の展望について説明頂きました。
現在米国では、トランプ大統領は、議会の声は無視(直接選挙で選出)、司法界で「違憲判決」が出るには時間がかかること(また、違憲判決が出ても別の方策を考える)などにより、三権分立が成り立たなくなっている状態にあります。これまでの大統領は「民主主義」を守るという良識があったが、トランプ大統領は、支持してくれている国民の「声」に応えるべく行動しており、三権分立と「民主制」が危機状況にあるとのお話でした。
参加者より、「三権分立が一番進んでいると教わってきた米国」で何故、そのような事態になっているのか、とか、キリスト教の信者団体にせよ7000万人程度(全国民の25%)なのに、なぜ、その声が強力なのか等の意見が出されました。また、米国は「民族のメルティングポット」であったものが、「モザイク化」し、今は「部族化」しているという言葉が会員から出され、印象的でした。

スタジオ751でのリアル参加10名に加えZoom参加の10名、懇親会も含め、活発な意見が出ました。
以上(山崎哲也)

