| 日 時 | 12月24日(水)10:30~12:00 |
| テーマ | 「熊の生態と共存について ~現役猟師が語る:熊の出没はなぜ増えたか?人はどう対処するべきか?~」 |
| 講 演 | 赤堀智行(あかぼりともゆき)会員(899) |
| 場 所 | スタジオ751+Zoom |
| 参加者 | スタジオ751 15名、zoom16名 |
第44回知楽会は、薬品業界でグローバルに働きながら長年北海道でハンターとして野生動物と接してきた赤堀会員(899)が、クマやエゾシカ等野生動物の現状、生態、被害の状況、および、人の防御方法や今後望まれる対応などについて、長年のハンティング経験を通して感じる事・伝えたい事を講演しました。
日本は野生動物が生息する環境として世界的にも恵まれていること、昨今の地球温暖化の影響による鳥獣類の増減状況、野生動物による農作物の被害等を解説後、昨今日本で熊や鹿の被害が拡大している要因について、現場の視点で話していただきました。


熊は学習能力が高く、最近の30年間で人の近くには食べ物があり、人は怖がる存在では無いことを学習した。そして執着心が非常に強く、いったん自分の獲物と認識したら執拗に追ってくる。といった、これまで一般に言われていた「熊に遭遇したときの対応方法」では通用しないことを語っていただきました。
講演後の意見交換では、多くの質問・意見が出ました。
国や自治体の対策について、改善点や海外での事例が話し合われました。また、初等・中等教育カリキュラムで自然環境教育が必要で、その中で飼育と野生動物の違いを教えるべきであること、など様々な視点で意見交換がなされました。
今回午前中の開催のため、終了後に講師を交えて有志でお弁当ランチを取りましたが、話は尽きませんでした。今年最後の知楽会も盛況の内に終了しました。
以 上(見目久美子)
