第179回DF経済・産業懇話会
-日本産業は何を目指せば生き残れるか-
「小売業のビジネスモデル」
〜変革期にある小売業のこれからを考える〜

  • LINEで送る
日時2026年3月24日(火) 14時30分~16時35分 
講演「小売業のビジネスモデル」
〜変革期にある小売業のこれからを考える〜
講師大村光彦 会員(1157)
場所スタジオ751
参加31名

今回は大村さんから、小売業の原点から始まり百貨店の全盛を経て、総合大型スーパー、大型専門店、コンビニ、通販などへの変転に伴う盛衰、さらには今後の小売業への問題提起など、大変興味深いお話を頂いた。
アマゾンやネットスーパーなど新しい業態への理解も深めることができ、質疑も盛り上がった。

Qドラッグストアー、SC、モールなど小売りの形態ごとに法的な縛りの違いはあるのか
A特別な法的区分はない 環境規制など立地条件はある
Q以前丸井は百貨店ではない などと言われたと思うが、百貨店の基準があるのか
A百貨店協会の仲間に入るかどうか 三越や高島屋など老舗ブランドが協会員だが定義はない
食品スーパーやコンビニなどそれぞれ協会がある
SCは不動産業 店貸し業 テナントが顧客
パルコは不動産業ではない位置づけ
Qコストコのビジネスモデルは何か
Aコストコは成り立ちが違う 超広域をカバーし、輸入品が主 ディスカウンターの変形
品物を見て楽しむエンターテイメントの色彩
日本のスーパーは家庭の冷蔵庫の役目
海外店はこれを理解しなかった、カルフールは大量仕入れで安値販売の戦略で失敗
スーパーの棚割りは問屋がやる 三菱食品や伊藤忠食品など大手の問屋が捌く
成城石井は自分でやる
神戸物産のような業務スーパーが増加中
Qユニクロやニトリなど製造、小売りの一貫している業態は
A商品の幅が狭い定番品、商品アイテムを増やさず、大量販売でコストを抑えている
バナナリパブリックやGAPなど
Q拡大に限界があるのではないか
A海外展開で拡大 中国、インド
Qドンキホーテのような形態は
A埼玉のロジャースが始まり
生活のスタイルではなく、面白さで売るディスカウンター
Q最近は野菜迄売っているが
A葉物野菜は難しい、A級品をスーパーが取り、売れないB級品を安く出している
Q御用聞き販売があったが、社会的な変化があるのか
A地域によって存在 三重県で高齢者向けの通販 高齢者の声を聴き電話応対もする
生協やパルシステムなどは違うモデル 本部で開発し良い品を提供

以 上(浅野応孝)

  • LINEで送る
pagetop