第39回OVER80安全保障問題分科会
「時事放談会」

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日 時2025年7月25日(金)10:30~12:45
場 所スタジオ751
懇親会新橋亭
出席者9名

第39回OVER80安全保障問題分科会を、9名の参加者を得て、リアル面談の「時事放談会」として開催致しました。

テーマは、異常気象、トランプ関税15%米国対応、日鉄のUSスチール買収、終わりの見えないウクライナ紛争、悲惨さが増すガザ中東紛争、レアアース問題、生成AI、参院選自民公明党過半数割れ、新党の躍進、米問題、中国から帰国直後の結城会員による中国レポートと内外に関する課題が山積で枚挙にいとまがありません。

会の運営は、テーマを絞らずに議論することとし、和田主宰が指揮棒を振って調整する方式です。
「世界中が変化を求めつつ、様子を見ている状況です。皆さまはリーダーになったつもりで発言をお願いします」という和田主宰の挨拶でスタートを切りました。

懇親会を含め4時間ほどの時間がありましたが、結局ほとんどの時間を「日鉄のUSスチール買収」問題に使うことになりました。本会の前に、DFでの講演会で秋山武夫会員(元丸紅、米国NY洲弁護士)による「八方塞がりの買収劇」、DF顧問に就任した三村明夫氏(元新日鉄社長)の講演もありました。

さらに、本会の出席者に関係者と近いメンバーが多く存在し、深い議論となりました。 例えば和田文男主宰(元住友商事)はラグビー界の重鎮でもあるのですが、新日鉄釜石の関係などから親しい知人が多く、生の声を聞かれています。

真瀬宏司さん(元日本IBM)は、新日鉄君津にフレキシブルな生産システムを売り込み、次に宝山鋼鉄股份有限公司にもシステム導入を行った実績を持ちます。
濱本龍彦さん(元川崎製鉄)は、合弁企業カリフォルニア・スチール・インダストリーズ(CSI)社の会長の時、現クリーブランド・クリフ社CEOのゴンカルベス氏は部下で、実務は全て彼に任せ、毎週金曜日に一対一での面談をしていた仲だったという話も出ました。ゴンカルベス氏は「日本は中国よりも悪い。1945年から何も学んでいない!」と強い反日演説をした人物です。このような個人的で身近な(?)話が飛び出したり、世界、日米中の鉄鋼業界の立ち位置、日本と米国のガバナンスの違い、金井勇司さん(元丸紅)の「それにしても高すぎるリスク負担は問題」との意見など多岐に亘り、話は尽きませんでした。

本会の直前および現在も、ご自身の意見を述べるメールが飛び交っています。

久し振りのリアル面談の時事放談会でしたが、リアルならではの展開とDFならではのメンバーの高さを感じた一日でした。 多くのテーマが残されましたので、Zoomを交えて今後も議論を進める予定です。

以上(保坂 洋)

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