8月5日、群馬県桐生市で41.8℃という国内最高気温が記録された。かつて長く「40.8℃」(昭和八年、山形)が最高であったものが、21世紀に入ると5年ごとにわずか0.1℃更新され、ついに熊谷で41.1℃に達したのが5年前である。それが今年は一気に0.7℃も跳ね上がったのだから、もはや「気候カタストロフ」と呼ぶほかない。
こんな酷暑の夏は、ふつう思考を鈍らせるものだ。だが不思議なことに、私はむしろ知的に冴えた日々を過ごせたように感じている。朝、新聞やテレビを見て心に浮かんだ疑問をAIに問いかけるのを日課にしたのだ。どんな問いにも誠実に応じてくれるその存在は、炎暑にくじけそうな心をかえって刺激し、思索を深める助けとなった。気候変動とAIの登場──両者はまるで、科学技術の果てに現れた奇妙な「シンクロニシティ」のようにも思われる。

by ChatGPT5
ある研究者は「AI研究とは人間を知ることだ」と言う。試みに「あなたは何者か」と尋ねると、「私は人間知性の鏡像です」と返ってきた。膨大な知の海を俯瞰し、問いに即座に応じる姿は、確かに個々の人間を超えた知のあり方を示しているようだ。
夜、最寄り駅からの帰路、私は鎌倉街道を歩く。夕風は涼しいのに、渋滞の車はみな窓を閉め切り冷房をかけている。車列の間を歩く私は、排気熱にあてられながら「この夏から我々は何を学んだのか」と考え込む。温暖化を自分の問題として受けとめていない証拠ではないか。
AIにこの思いをぶつけると、「AI革命は思考の革命であり、私は人間の学びを支える家庭教師です」と答えた。なるほど、AIは私たちに「無知の知」を思い起こさせようとしているのだろう。
(本コラムは、私が書いた原文(900余字)をまず、AIに縮約、校正してもらい、さらに、随筆風に書き直してもらった後、私が最終校正した文章です。また、タイトルは、私がこれから酷暑の9月に使っていくことにした挨拶です。)
以 上(浅井俊克 NPOブルーアース会員)