2025年10月17日(金)に「地域デザイン本部」と「授業支援の会」共同で茨城県立玉造工業高等学校のパネルディスカッションを開催致しました。開催までの経緯は地域デザインで行方市の支援を模索しており、市から同校の先生をご紹介して頂き実現したものです。
同校は機械科、電気科、情報技術科の3科からなり、各学年1クラスで総数男子256名、女子14名、合計270名です。近隣に鹿島臨海工業地帯もあり、進路は多くは就職であり、約3000社から求人があり、完全な売り手市場です。また技能の習得に力を入れており、「高校生ものづくりコンテスト全国大会 電気工事部門」で連続優勝しています。
パネルディスカッション前に学校見学をさせてもらいました。旋盤、溶接、3Dプリンターなど実習機材が多々あり、説明してくれた教師の熱意が高く感銘を受けました。
パネルディスカッションは「授業支援の会」が通常行っている通りの形式です。
テーマ「働くことの意義」
先生からは仕事はお金だけではない生きがいなどの理解を促進して欲しいとの要望。
初めに揖斐さんの講和20分。生徒代表3名とDFからは揖斐洋一、岡田知之、藤村峯一がパネリストによる討論30分。
休息10分間に質問記入と収集。生徒全員参加のディスカッション50分。
振り返りのアンケートの結果では5段階評価の5が70%、4が21%と高評価であり、「将来のために色々な体験談などいい話を聞きました」「この講話を聞いて働くとは生きていくこと、自分自身を成長させてくれるものだと分かった」などの意見が寄せられました。


実施後の感想
初めての工業高校、先生方は熱心だがうまくディスカッションできるかとの不安を持って準備をしたが揖斐さんが東芝で高卒者の訓練担当あったことが幸いして先生方、生徒さんと親和性が高く大変好評な授業となりました。
学校見学際、生徒がパイプを同じ半径を保ちながら曲げる実習を熱心に毎日繰り返し、教師もそれに付き合った話、技能オリンピックで優勝するためには高度化された旋盤で練習する必要があり、その購入に苦労した話など聞くことができました。
米国では船舶の建造、メンテナンスが困難になっていることを合わせ考えるとこのような学校の施設、教師、生徒は日本の国家維持に不可欠であり、もっと注目とお金を掛けるべきであると認識させられました。
また当校に行くにはJR石岡駅からバスで片道1時間でこのバスは鉄道が廃線となり代替交通だが、このバスもやがて廃止とのことで地方の衰退は急なものがあります。 日本の危機を目撃した思いがあります。DFが現状を直視し、地方へ少しでも貢献できるように努力したいと思います。
以 上(藤村峯一)