3月1日(第456号)
横山英樹
ディレクトフォースに入れて頂き、今年で10年目を迎えようとしています。入会のきっかけは、会社の大先輩で、技術部隊を率いていた故 原田忠和会員が声を掛けてくれたからですが、入会当初は自分の立ち位置が今一つ実感できていませんでした。
が、70歳を過ぎ、DFの価値を少し、実感しつつあります。

DFの価値は、ホームページに見事に整理されていますが、
我が国随一のシニア交流ソサエティー
・・「私のやりたいこと」がDFにあります
という冒頭のタイトルそのままです。
つまりは、何でもあり ですが、あなたは何をやりたい?という問いかけでもあります。
長年、会社勤めで、与えられた目標達成に邁進し、家族のために努力し・・・
で、リタイアしたとき、
「あなたがやりたいことは、なんですか?」
という問いかけは、結構衝撃的。
え? 私、何をやりたい? という自問自答で10年過ごし、最近になって、なんとなく、ですが、答え、というか、何かを感覚的に理解してきた気がしています。
それが何か、言葉で表現するのは案外難しいのですが・・
マズローは欲望5段階説で有名ですが、晩年、5段階では完結しない、と言う結論に至り、晩年になって、自己実現の先に
自己超越:
自分のエゴや利害を超え、「他者や社会、より大きな目的」のために尽くす段階。
という6段階目を提唱しました。
この「自己超越」こそ、DFの多くのメンバーの活動の根底にある概念ではないか、と思う次第です。
70歳を過ぎ、今更「自己実現」でも無いですが、若い世代の自己実現をサポートしたい、という「私のやりたいこと」は間違いなく自分の中に有る、と感じます。
私は、アカデミーグループで会員が大学で学生に経験を伝えるお手伝いをさせて頂いていますが、会員講師の皆様は例外なく、この「自己超越」の結果、若者をサポートしたい、という動機で講師を勤めて頂いていると思います。
DFでは70代はまだ中堅、80歳以上の諸先輩が人生の模範を示してくれています。これからしばらくは、「自己超越」と自問自答しながら、DFライフを過ごしていきたいと思います。

以 上
よこやま ひでき(1143)
(元 ブリヂストン)
(アカデミーグループ)