大田区教育委員会では、区内の5・6年生を対象に、今年度から独自の探究学習「おおたの未来づくり」が本格的にスタートしました。地域の特色や産業、環境などを地域社会とともに学びながら、子どもたちが自ら考え、成長していくことを目指した取り組みです。
この学習は年間35時間にわたり、「地域創生」「ものづくりフォーラム」「生活実習」など、多様なテーマで進められています。担任の先生方にとっても新しい挑戦となる学習です。
今回、新規校である相生小学校の校長先生から、大田区の象徴でもある羽田空港に関連した「飛行機」の授業への協力依頼をいただきました。これを受け、1月に飛行機の仕組みを学ぶ理科実験授業「飛行機はなぜ飛ぶの?」を、2月にはその振り返りとなる講座を実施しました。

対象は5年生。飛行機の作り方や飛ばし方を学ぶだけでなく、学んだことを地域の幼稚園児に伝える活動にも取り組みました。約16時間にわたる学習の中で、子どもたちは試行錯誤を重ねながら理解を深め、教える立場を経験することで責任感や自覚も大きく育ったようです。


担任の先生や校長先生からは、「子どもたちの表情や取り組む姿勢が大きく変わり、成長を感じた」とのお話をいただきました。私たちにとっても、地域と学校がつながる学びの可能性を改めて実感する機会となりました。
大田区で進められているこのような地域と連携した学習は、これからの教育の一つの姿として、他の地域にも広がっていくことが期待されます。
以 上(赤堀智行)