北野書店から発行された「目指せ!科学者2」に、理科実験グループが紹介されました。本書は、公益財団法人東京応化科学技術振興財団理事長の藤嶋昭氏の「優れた研究者の姿に触れて科学者のイメージを持つことが青少年にとって大切である」という考えのもと、同財団の向井賞受賞研究者の業績や表彰団体の活動を紹介する目的で発刊されたシリーズの2冊目です。
本書では、私たちディレクトフォース理科実験グループが「科学技術の振興と発展に貢献した団体」として、2023年度の第1回活動奨励賞を受賞したことが取り上げられ、以下の内容が紹介されています。
ディレクトフォース理科実験グループの理念、役割
リーダー挨拶「科学の面白さを体験し、自然科学の道に進んで欲しい」
理科実験グループの歩みと活動実績図表
2009年に活動を開始して、現在、年間約200件の授業
理科実験の工夫と26のテーマ(一覧)
メンバーの経験、知識をもとに身近な材料と実生活に則した体験型の実験
具体的なテーマとして「墨流し」「3D表札」「香りの粒」「磁石」の詳しい内容が授業風景の写真とともに紹介され、さらに子どもたちから届いた礼状も掲載されています。また、同時に活動奨励賞を受賞したNPO法人かながわ子ども教室も紹介されており、我々の活動の参考にもなりそうです。
本書を通じて、私たちの活動が広く社会に知られ、理科好きの子供たちの育成につながることをねがっています。
以 上(加藤信子)