第44回OVER80安全保障問題分科会

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日 時2月6日(金)10:00~12:15
形 式Zoom オンライン放談会
参 加13名
  • 結城隆さん提供:中国観察報告「東昇西落」
  • 結城隆さん提供:ベネズエラ事変と中国
  • 金井勇司さん提供:ソ連の北方領土を米国が直接支援していた(毎日新聞記事)

昨今あまりに安全保障問題が多く、2月8日には衆院選も控えていて、とても全てについて語り合うことは困難です。今回のテーマは出席者へ資料の提供があった以下の3点に絞り、熱く語る出席者に対して、和田文男主宰に指揮棒を振っていただき「米中の間で日本はどう対処すべきか」について議論を展開しました。

結城さんから、最近北京を訪問された現地の近況に始まり、資料を基にして「東昇西落」と題するテーマで1時間超講話をいただきました。

第1章は、米中休戦の行方と題し、トランプの関税に対して中国のみカウンターパンチで応じ、レアアース、フェンタニルについて中国が譲歩、協力し、米は移民・麻薬問題と西半球覇権に集中し、鯉口を切った状態で休戦は続くであろう。

第2章は、EUの凋落と題し、EUの要であるドイツの凋落が顕著で、その原因は、安価なロシア産エネルギーの途絶、ブラッセル効果の弊害、中国企業の対独競争力の向上を挙げています。

第3章は、強国を目指す中国の第15次5カ年企画と題し、課題について述べています。

第4章は、日本の立ち位置と題し、このままでは日本は立ちいかなくなる。中国とは対話と交流に努め、政府・企業は嘘と隠ぺいを厳に慎むことを挙げ、東海の小島の国民としての生き方は?と問うています。

その他、米国のベネズエラ侵攻、北方領土のソ連軍を米国が支援していた史実などから、安全保障を米国に依存することもリスクがある。数々の案が語られましたが時間が足りず、次回は「米中の間で日本はどう対処するか」に絞って議論することにし、お開きとなりました。

以 上(保坂洋)

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